生まれ育った土地にも行ってきました。
橋の向こうは小学校だった。
「なっちゃんもここに通えたらいいのにね」と、私の手を引きながら祖母が呟いた。
もう私は別の土地へ引っ越すことが決まっていて、どうしようもなかった。
橋を渡り切ることはなく、いつも真ん中で折り返す。
二十年経った今でもそう。
たぶん、この先もずっと。

生まれ育った土地にも行ってきました。

橋の向こうは小学校だった。

「なっちゃんもここに通えたらいいのにね」と、私の手を引きながら祖母が呟いた。

もう私は別の土地へ引っ越すことが決まっていて、どうしようもなかった。

橋を渡り切ることはなく、いつも真ん中で折り返す。

二十年経った今でもそう。

たぶん、この先もずっと。