2012/1/14
小林聡美は「めがね」のような訪問者よりも、この「プール」のような受け入れる側の人の方がしっくり来るかもしれないなあ。
実は伽奈のファンでして。何気ない言葉の一つ一つが聞いていてちっとも邪魔じゃなかった。
黒髪ショートで顔立ちがクールで高身長。どストライクです。
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不器用さというか。うーん。あんまりそういう言い方はしたくないんだけど。
娘へ贈るストール。布を真剣に選んで、夜なべをして刺繍をして。
娘のベッドの枕元には赤い小さな花束を置いて。
娘が初めて自分の元の訪れた日の夕食は、張り切ってちらし寿司にして。
けれど、そんなことは娘の前ではおくびにも出さず、いつだって自分の生きたいように生きてきた。
もどかしくて、愛おしい。
こんな風に、こんな風なやり方でしか、伝えられないんだ。
自分の娘に、私は自分のやりたいようにこれからも生きていくけれどそれでもあなたを愛している、と。
「さよさん、やっぱり似てますよ、京子さんに」
母親と一緒に暮らしたかった。それは叶わなかったけれど、イコール、母親が自分を愛していない、というわけじゃない。
人生で様々な人との出会いと別れを繰り返し、互いに影響を与え合う。
それが例え肉親であっても、同じこと。
娘のさよも十分不器用だし、大人げない。それでもきっといつか京子のように、自分なりの愛し方を見つけてゆくようになるんだろう。
人生って面白い。一瞬一瞬が過去の選択の上に成立しているのに、自分が今ここで確かに生きていることが、何だか奇跡のようだ。
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しかしあれですね。「めがね」の主題歌は大貫妙子で、「プール」は佐野遊穂。「かもめ食堂」は井上陽水だったね。なんて凄みのあるメンバー。
それぞれ、人生の酸いも甘いも歌い尽くそうとしている人たちじゃないですか。
昨日、考古と食べに行ったお好み焼き屋さんでも井上陽水が流れていた。レッチリも、ビートルズも、矢野顕子も。すごい選曲だった。
私は私以外の人にはなれないし、その代わりもできないのであれば。
私は私なりのやり方で愛していると伝え続けなくてはいけないし、相手の心の中の私しか居れない場所をきれいに掃除して、甘めのお香を焚いておくしかないんだな。
次の炭酸の準備はできている。けれどその前に、もう少し、頑張るね。
明日も優しい雪が降りますように。おやすみなさい。